北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

症状がでたら迅速に受診を

脳出血

 脳は人が生きていく上で必要とされるさまざまな機能の中枢を司っているが、ここに何らかの理由で出血が生じることがある。ときに何の前触れもなく生じることがあり、対応が遅れれば死に至ることもある脳出血について、札幌白石脳神経外科病院(白石区)の野中雅院長に解説してもらった。


他人に感染するウイルス性にも要注意

結膜炎

 昔から眼科の代表的な病気である結膜炎は、結膜の充血や目やに、かゆみなどが主な症状。その原因はさまざまであり、ウイルス性のものでは他人に感染させない工夫も必要となる。治療法や感染対策、予防法について、川沿眼科(南区)の天野珠美院長に聞いた。


神経痛を残さないことが大切

帯状疱疹

 痛みを伴う水疱が帯状にできることで発症する帯状疱疹。60代に多く、高齢になるほど、後遺症が残りやすいという。治療で最も重要な点は、神経痛を残さないこと。病態と治療法について、札幌皮膚科クリニック(中央区)の根本治院長に伺った。


重大な病気が隠れていることも

注意したい足の症状

 加齢が進むと共に、さまざまな症状が現れるもの。その中でも、足の痛みや腫れ、しびれなど、足の症状を訴えるケースが増えている。足に痛みなどを感じるなら、通常は整形外科を考えるが、場合によっては整形外科以外の病気が隠れている可能性もあるという。その際、いったいどのような病気が考えられるのだろうか。循環器疾患のエキスパートである北16条内科循環器クリニック(北区)の松浦正盛院長に解説して頂いた。


バランスのよい食事と運動が重要

骨粗しょう症

 骨粗しょう症は、骨を作っているカルシウムなどが減少し、骨がすき間だらけになってしまう状態をいう。国内で骨粗しょう症になっている人は1千万人を超えるとも推定され、高齢化の加速と共に今後さらに増加すると予想されている。ふらの西病院(富良野市)の櫛部朗副院長に、骨粗しょう症について解説して頂いた。


普段から心がけたい

紫外線対策

 長い冬がようやく終わり、これからアウトドアレジャーに最適な季節を迎える。外出する機会が増えるにつれて、ちょっと注意したいのが太陽光線に含まれ降り注いでくる紫外線。急性障害として生じる日焼けをはじめ、日常的に浴び続けることで、肌の老化やシミの原因となり、さらに皮膚細胞のDNAへ損傷を与え、皮膚がんの危険性も。夏本番を前に、加藤直子皮膚科スキンクリニック(中央区)の加藤直子院長に紫外線対策とスキンケアの心得を聞いた。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第14回 別海町


 アイヌ語で「ベ・カイエ」(川の折れ曲がっているところ)が町名の由来。どこまでも延びる道、広大な牧草地、地平線、そして海。北海道は土地の広がりと自然の豊かさを実感する土地だが、別海のそれはまた格別だ。大規模な酪農と根室海峡の恵みがもたらす食の豊饒さは、全国の食通をうならせている。

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