北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

3月号

特集記事

少子化が進む中で増加する疾患

川崎病

 4歳以下の乳幼児に多く、全身に症状がみられる川崎病。少子化が進む中で、川崎病にり患する子どもは増加傾向にあり、今も原因不明の病気として研究が進んでいる。北海道川崎病研究会の代表世話人を務めるNTT東日本札幌病院(中央区)の布施茂登小児科医長に解説して頂いた。


遠くも近くも見やすい多焦点レンズ

白内障

 高齢者の代表的な目の病気である白内障。進行すれば、目のかすみやまぶしさなど、日常生活にも支障を来してしまう。根本的な治療を行うには、眼内レンズを装着する手術が必要となるが、ここ20年程の間に低侵襲化が飛躍的に進んでいるという。札幌徳洲会病院(厚別区)の河原温眼科部長に、解説して頂いた。


全身に激しい痛み。原因は不明

線維筋痛症

 全身に激しい痛みが起こる線維筋痛症。その痛みは軽度のものから、耐え難い激痛に及ぶこともある。明確な原因は不明だが、明らかになりつつあることも少なくないという。おおさき内科(北区)の大崎博史院長に解説して頂いた。


慢性的な胃もたれの原因

機能性ディスペプシア

 胃もたれや胃の痛みが数日間続くというような症状はないだろうか。このような症状があって内視鏡を行っても何の原因もみつけられない場合は、機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)という症候群が疑われる。未だ治療法は確立していないが、薬物療法でQOLの改善が図られているというこの症候群について同交会病院(中央区)の小林壮光院長に現状を伺った。


症状が出ていなくても継続治療を

気管支ぜんそく

 のどがゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴やせきなどの症状が起こるぜんそく。発作を起こして酸欠になると命にかかわる危険を伴う病気。かぜのように薬ですぐに治るという病気ではないので、長期間うまく付き合って症状をコントロールしていく必要がある。気管支ぜんそくの薬物療法について、ちあき内科・呼吸器科クリニック(中央区)の濱松千秋院長にお話を伺った。



カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第24回士別市


 旭川市の北、道北部の中央に位置し、天塩岳をはじめとする山々や北海道第2の大河天塩川の源流域を有する、水と緑豊かな田園都市。士別市においても人口減少、少子高齢化が進むが、スポーツや文化活動の合宿地、自動車等の試験研究、そして羊を地場産業とする取り組みで全国的に知られている。

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