北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

10月号

特集記事

早期発見に努め適切なタイミングで治療を

心臓弁膜症

 心臓には血液の逆流を防ぐために4つの弁が存在している。この弁が障害され、心臓の働きにさまざまな支障を来す状態を心臓弁膜症という。恵み野病院(恵庭市)心・血管治療センターの成田浩二センター長に解説して頂いた。


ぜんそく死減少の中で高い死亡率

高齢者のぜんそく

 治療薬の向上で、ぜんそくによる死亡者は年々減少している。しかし、その一方でぜんそく死亡者の中に占める高齢者の割合は高いまま。ぜんそくは未だに高齢者にとって、油断のならない病気であることに変わりはない。ききょう内科クリニック(函館市)の蓮沼晶子院長に、解説して頂いた。


生活習慣病の合併も珍しくない!

睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時に無呼吸状態となることで、日常生活に支障を来す睡眠時無呼吸症候群。睡眠不足による眠気や倦怠感から仕事上でのトラブルや事故を起こす可能性もある。国内で該当する患者さんは二百万人とも推計されている睡眠時無呼吸症候群について、宮の森記念病院(中央区)の河本俊理事長に解説して頂いた。


50歳を過ぎたらまず検診を

前立腺がん

 もともと欧米人に多い前立腺がん。米国では男性の中で最も多いがんとして知られているが、近年では日本人にも急増し、今最も注意すべきがんのひとつとなっている。東区役所前 泌尿器科・内科(東区)の橋本晃佳院長に解説して頂いた。


肺だけでなく全身の疾患

COPD

 COPDは国内における死亡原因の第9位となっているが、実は患者さんの多くが医療機関を受診しておらず、診断や治療を受けていないのが現状。このままでは今後もその死亡率が増加していくといわれている。肺だけでなく、全身性炎症、骨粗しょう症、心・血管疾患などの全身疾患につながるこの病気について、ちあき内科・呼吸器科クリニック(中央区)の濱松千秋院長にお話を伺った。


症状がひどくなる前に早期治療を!

手根管症候群

 とくに思い当たる原因がなくても、しびれ、こわばり、関節の痛みなど、手にさまざまな症状が現れることがある。生活を送る上で自然に発生する、こうした手の症状の原因となる代表的な病気の一つが手根管症候群だ。女性の更年期障害の一つとも言われる手根管症候群について、西18丁目・手のクリニック(中央区)の玉井 誠院長に解説して頂いた。


カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第7回「有毒植物対策」篇

 6月、札幌市で、有毒植物を食べられる植物と見間違えたことによる食中毒事故が発生。1人が入院する事態となった。同様の事故は、過去にも全国各地で起きている。事故を防ぐにはどうしたらよいか。北海道立衛生研究所理化学部薬品保健グループの姉帯正樹理学博士に、正しい知識や事故を回避するための方法を伺った。

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