加齢と共に増加。原因に応じた対処が必要
高齢者の睡眠障害
高齢者にしばしばみられる症状のひとつが不眠をはじめとする睡眠障害。慢性的に睡眠障害が経過する場合もあり、QOLの低下にもつながりかねない。一口に睡眠障害といっても、原因や症状はさまざま。高齢期に限定した形で、ねむの木クリニック(中央区)の大久保敏彦院長に解説して頂いた。
アルコールを飲まない人も要注意
肝炎
肝炎とは、何らかの原因で肝臓に炎症が起こった状態をいう。近年、アルコールを飲まない人に起こる脂肪性肝炎「NASH」(非アルコール性脂肪肝炎)が、肝硬変や肝がんへ進行する恐れがあると注目を集めている。イムス札幌内科リハビリテーション病院(手稲区)の松本昭範院長に、NASHを中心に肝炎の症状や治療法などを伺った。
発症から1週間以内の治療開始が重要
帯状疱疹
体の片側の皮膚に赤斑や痛みなどが現れる帯状疱疹。その症状は患者さんによってさまざまで、治療が遅れれば、長らく痛みが残る可能性もある病気。函館協会病院(函館市)の眞鍋公皮膚科医長に詳しく解説して頂いた。
個別でも集団でも広く用いられている
認知行動療法
認知行動療法という言葉を「聞いたことがある」「言葉だけは知っている」という人は多いかもしれない。しかしどんなものなのかどこで取り入れられているのかはあまり知らないのではないだろうか。リワーク(復職)デイケアなどでこの治療方法を取り入れているさっぽろ駅前クリニック(中央区)の草岡章大心理主任に解説して頂いた。
第11回「道の少子化対策」篇
子どもの健全な育成には社会全体の支えが必要不可欠。とくに近年は、少子化や核家族化、地域コミュニティの機能低下など大きな課題が浮上している。そこで、道民が安心して子育てできる環境をつくるために、道がどのような取り組みを行っているか、北海道保健福祉部子ども未来推進局少子化対策グループの小助川文治主査に伺った。