北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

6月号

特集記事

原因はさまざまで自己診断は禁物

ぎっくり腰

 ぎっくり腰は、突然腰に激しい痛みを感じる急性の腰痛。その痛みから、海外では「魔女の一撃」ともいわれ、日本人のみならず世界中の人々が悩まされてきた。ぎっくり腰の原因や対処法などについて、整形外科ひとしクリニック(北広島市)の清野仁院長に伺った。


自分のこと家族のことを考えて

エンディングノート

 身近な人が亡くなったとき、テレビで好きな芸能人が亡くなったニュースを見たときなど漠然と死に関することを考える機会は多い。しかし実感がわかない、考えすぎて不安になるなどと感じることはないだろうか。葬送に関する相談や講座を開催するNPO法人「葬送を考える市民の会」(中央区)の澤知里代表理事は、葬送の準備は体が動くうちに行うことが重要と勧めている。どのような準備が必要なのかアドバイスを伺った。


病気を理解すればコントロールは難しくない

小児ぜんそく

 空気の通り道である気管支が狭くなり、呼吸が苦しくなってしまうぜんそく。近年の治療薬の発達で、1995年当時年間7000人台だった大人のぜんそく死は、2000人を切る段階にまで激減している。子どもも重症に至るケースは減少しており、やはり治療薬の向上が大きく貢献している。ただし、子どもの場合は、体調を崩しやすい傾向があるため、日常的な管理が大切となる。富良野協会病院(富良野市)の角谷不二雄小児科副院長にぜんそく管理の注意点についてアドバイスして頂こう。


いきいき人生を目標に

通所リハビリテーション

 病気やけがで入院した際、医療機関で治療やリハビリテーションを受けるが、医療保険を使って受けられるリハビリ期間には日数の制限がある。こうした場合に利用できるサービスのひとつが通所リハビリテーション。羊ヶ丘病院(厚別区)の通所リハビリテーション・スマイルの安部雄士柔道整復師に、リハビリの流れや具体的な内容を紹介してもらった。


循環器の合併症を引き起こすケース増加

睡眠時無呼吸症候群

 健康を維持するためには欠かすことのできない睡眠。その睡眠中に無呼吸になってしまう状態を「睡眠時無呼吸症候群」という。放置すれば、日中の眠気による運転事故のほか、心不全や脳血管疾患といった病気を招きかねないともいわれ、見過ごすことは禁物。睡眠時無呼吸症候群の症状と原因、治療法などについて、札幌南一条病院(中央区)の工藤靖夫院長に解説してもらった。


カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第15回「低迷する道産子の体力向上に向けて」篇

 文部科学省が昨年公表した2013年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、道内の小学校5年生と中学校2年生の体力は多くの項目で全国的に非常に低い数値を示していることが判明した。調査の概要などについて北海道教育庁学校教育局健康・体育課の駒井博和主査に解説してもらった。

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