北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

9月号

特集記事

糖尿病性神経障害の発症率は非喫煙者の12倍!?

糖尿病と喫煙の危険な関係

 年々増加傾向にある糖尿病。この病気に喫煙が加わることによって、糖尿病の合併症のリスクが高まるという。糖尿病の合併症と喫煙の危険な関係について、宮の森記念病院(中央区)の谷口晋也循環器・糖尿病・血液透析内科医長に解説して頂いた。


9月9日は救急の日

いざというときの救急ガイド

 9月1日は防災の日、9月9日は救急の日。1日は関東大震災に因み設けられた日だが、防災と救急の日が重なる月に、あらためていざというときの心構えを確認しておきたい。救急時の対応に焦点を当て、突然救命処置が必要となったときに、どう行動すべきか。札幌市消防局警防部救急課救急需要担当の今川秀樹係長に解説して頂いた。


気になる症状は受診して解決

目の病気と症状

 年齢を重ねると共にさまざまな体の不調を感じることもあると思うが、目も例外ではないはず。乾燥や疲れ、見えにくさを感じても、放置していると思わぬ病気で手術が必要となることも。眼科の受診率が高い目の病気と症状について、ことに眼科クリニック(西区)の小笠原博宣院長に紹介していただこう。


非喫煙者の罹患数も増加傾向

肺がん

 日本人のがんで最も死亡数が多いのは、男性が肺がん。女性も大腸がんに続き、第2位を占めている。国立がん研究センターの統計によると、2012年にがんで死亡した人は36万963人(男性21万5110人、女性14万5853人)。6割を男性が占めている状況だが、近年は女性の罹患率が年々増加している傾向にある。

 こうした肺がんについて、あらためてどのような病気であるのかを、札幌南三条病院呼吸器外科(中央区)の加地苗人副院長に解説して頂いた。




カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第18回「自殺対策」

 9月10日はWHO(世界保健機関)が定めた「世界自殺予防デー」。国内でもこの日にちなみ、9月10日からの1週間を自殺予防週間に位置づけている。市民の心の健康の保持増進、精神障がいの予防などに取り組む札幌こころのセンター(札幌市精神保健福祉センター・中央区)の辻井真貴子相談支援係長、岡未魚子職員、桑原幸代職員に札幌市の現状と自殺対策の取り組みを聞いた。

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