北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

経口新薬の登場で、完全治癒も視野に

C型慢性肝炎

 国内のC型慢性肝炎の患者さんは、肝炎症状のないキャリア(持続感染者)を含めると、150〜200万人と推定されている。進行すると肝硬変や肝がんを起こす可能性があり、肝炎の中でもC型は要注意のウイルスと考えられてきた。昨年、国内で認可された経口新薬は、インターフェロンが効かなかった症例に対しても大きな効果を上げ、注目されているという。C型慢性肝炎と、画期的といえる新薬について浜田内科・消化器科クリニック(中央区)の浜田結城院長に解説してもらった。


瘢痕化すると治りにくいので要注意

にきび

 思春期にはとくに気になるにきび。顔にできることが多いため、精神的な影響が大きい場合もあるだろう。大人になると自然に治ることも多いので、病気としての認知度は低いが、難治化する例もある。そんなにきびについて、桑園オリーブ皮膚科クリニック(中央区)の米田明弘院長に解説して頂いた。


足の血管が浮き出る

下肢静脈瘤

 足の血管が膨れたり、浮き出て見えるという症状はないだろうか。このような状態は下肢静脈瘤といい、足の静脈の血流が逆流することで起こる。女性に多く、加齢とともにかかりやすくなるというこの症状について、静脈瘤クリニック・村木外科(中央区)の村木専一院長に伺った。


“ 計画妊娠 ”で元気な赤ちゃんを

妊娠と糖尿病

 糖尿病がある場合の妊娠は、さまざまなリスクが考えられる。しかし、しっかりと血糖コントロールを行えば、安全に妊娠・出産することは可能だ。妊娠と糖尿病の関係について、桑園糖尿病内科クリニック(中央区)の柳澤克之院長に解説して頂こう。




カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第26回 1年に4万種の生物が絶滅!

“生物多様性”とは

 現在、地球上では1年間に4万種もの生き物が絶滅しているといわれており、生き物同士のつながりである“生物多様性”が急速に失われつつある。生物多様性の喪失は深刻な地球環境問題となっており、その主な原因は私たち人間の側にあるということをご存じだろうか。生物多様性を守るために、今、私たち一人ひとりが行動することが求められている。札幌市環境局環境都市推進部環境共生推進担当課の畠山亜希子係長に解説して頂こう。

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