国の21世紀における高齢者保健福祉施策においても提唱される「健康づくりや生きがいづくり」。厚生労働省の平成26年簡易生命表によると、平均余命は65歳時点で男性19・29年、女性24・18年で、「人生90年」の時代が到来している。人生が長くなるのは喜ばしい一方、健康問題、経済問題、介護問題と並んで、延びた老後を「いかに健康で生きがいを持って生きるか」という新しい課題も出てきたといえる。
しかし、生きがいを持って生きるといっても、何をすればいいか迷ったり、生きがいをみつけにくいなどの悩みを持つ人もいるだろう。定年後のセカンドライフの生きがいづくりについて、健康生きがいづくりアドバイザー北海道協議会(中央区)代表の渡邊一栄さんに聞いた。
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