北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

11月号

特集記事

脳梗塞の前ぶれ症状

一過性脳虚血発作に要注意

 脳血管障害とも呼ばれる脳卒中は、脳の血管が侵されることで意識障害や運動障害などの症状が起こる病気。発症すると、言語障害や体のまひなど日常生活に支障を来したり、要介護の原因にもなってしまう。脳卒中の種類と共に、今回は特に脳卒中の前ぶれ症状といわれるTIA(一過性脳虚血発作)について、新さっぽろ脳神経外科病院(厚別区)の藤重正人副院長に解説して頂いた。


正しいケアと使い方、定期検診を忘れずに

コンタクトレンズとの付き合い方

 日常的にコンタクトレンズを使用しているという人は、皆さんの周囲にも多いのではないだろうか。毎日使うコンタクトレンズは、汚れや傷がつきやすいため正しく使うことが目の障害を予防するために大切。コンタクトレンズの正しいケアと注意したい病気について、新井眼科クリニック(東区)の新井勉院長にお話を伺った。


知っていますか

発酵食品の魅力

 大豆をみそやしょうゆに、野菜を糠漬けに、牛乳をチーズやヨーグルトに。私たちになじみの深いさまざまな食品には「発酵」が深く関わっている。そんな発酵食品の魅力とは──。

 酪農学園大学農食環境学群食と健康学類応用微生物学研究室の山口昭弘教授に教えて頂いた。


セカンドライフの生きがいづくり

健康でいきいき暮らす心構え

 国の21世紀における高齢者保健福祉施策においても提唱される「健康づくりや生きがいづくり」。厚生労働省の平成26年簡易生命表によると、平均余命は65歳時点で男性19・29年、女性24・18年で、「人生90年」の時代が到来している。人生が長くなるのは喜ばしい一方、健康問題、経済問題、介護問題と並んで、延びた老後を「いかに健康で生きがいを持って生きるか」という新しい課題も出てきたといえる。

 しかし、生きがいを持って生きるといっても、何をすればいいか迷ったり、生きがいをみつけにくいなどの悩みを持つ人もいるだろう。定年後のセカンドライフの生きがいづくりについて、健康生きがいづくりアドバイザー北海道協議会(中央区)代表の渡邊一栄さんに聞いた。




カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第32回

知っていますか 道の危険ドラック条例

 北海道は、「北海道危険薬物の使用等の規制等に関する条例」(いわゆる危険ドラッグ条例)を7月に制定、9月1日から施行した。近年、社会問題化した危険ドラッグを規制する道の独自条例だ。条例のポイントを道保健福祉部地域医療推進局医務薬務課の担当官に聞いた。

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