元気なうちに始めておきたい!
終活のススメ
「終活(しゅうかつ)」。 近年、新語・流行語大賞にノミネートされたこともあり、一度は耳にしたこともある人も多いだろう。 だが、終活の内容や手順、考え方について具体的にどうしたらいいかわからない人も少なくないのではないだろうか。 終活の具体的な考え方について、NPO法人終活支援センター執行役員で事務局長の鈴木全明さんに話を伺った。
治療デバイスの発達で低侵襲治療を実現
脳血管内治療
近年、脳神経外科領域の治療法として急速に普及している脳血管内治療。脳動脈瘤や急性期の脳梗塞等の治療で有効性が高く、最近は治療器材の発達によって患者さんの負担をさらに軽減する治療を実現している。全国的にも先駆的に脳血管内治療を実施してきた札幌白石記念病院(白石区)の野中雅院長に、その治療法とメリットなどについて聞いた。
治療率、治療継続率の向上目指す「リエゾンサービス」
骨粗しょう症
骨粗しょう症は治療効果の高い薬の登場で、患者さんのQOLは飛躍的に向上している。が、一方で、患者さんの中には自己判断から治療を中断してしまうケースも散見され、医療者側のより濃厚なアプローチが求められている。こうした状況下、一般社団法人日本骨粗鬆症学会では、診療支援サービスに関わる医療職の教育プログラムを策定し、「骨粗鬆症マネージャー」の養成を開始した。かわむら整形外科(富良野市)の川村大介院長に、同取り組みと骨粗しょう症の治療について解説して頂こう。
胎児の低栄養は生活習慣病のリスク!?
DOHaD仮説とは何か
美しさへの関心の高さから、とりわけ若い女性が抱く やせ願望 。しかしながら、やせ過ぎによる低栄養状態が体にもたらす弊害を見過ごすわけにはいかない。とくに妊娠中の胎児への影響は深刻で、胎児自身が低栄養で生きるメカニズムを胎内で構築し、そのことが出生後さまざまな問題を生じさせている─。この「DOHaD仮説」と呼ばれる研究について、天使大学看護栄養学部栄養学科の久保ちづる教授に解説して頂こう。
50歳を過ぎたらPSA検査を!増え続ける
前立腺がん
高齢社会の中で急速に患者数が増加しているのが前立腺がんだ。もともと欧米諸国で多いことが知られていたが、近年は日本でも際立って増加している男性のがんとして注目されている。
そんな前立腺がんについて、宮の沢腎泌尿器科クリニック(西区)の小林真也院長に分かりやすく解説いただいた。
第33回
こまめな換気がカギ 冬場の結露対策
これから冬に向かって寒さが増し、室内での暖房の使用頻度が高くなる。そんな冬に気をつけたいのが結露だ。室内外や部屋同士の温度差が大きくなることにより発生する結露は、カビの発生など住環境の悪化につながるため、適切な対処が必要になる。結露を発生させないための対策ポイントを札幌市保健所環境衛生課の島谷善一課長と増田稔住まいの衛生係長に伺った。