北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

1月号

特集記事

声帯ポリープ、声帯溝症など要因は多彩

声がれ

 声の使い過ぎやかぜなどで、声がかすれたことはないだろうか。あまり無理をし過ぎると、声帯ポリープや声帯結節などの病気を発症する可能性がある。また、声がれの中には、最近も音楽プロデューサーのつんく氏がり患し話題になった喉頭がんが隠れていることも。声がれの原因となる代表的な病気について、とも耳鼻科クリニック(中央区)の新谷朋子院長に解説して頂こう。


患者さんの負担を大幅に軽減

変形性膝関節症の新たな矯正治療法

 中高年の女性に多くみられる変形性膝関節症。このほど、北海道大学と医療機器メーカーの開発で、膝を温存する矯正治療が可能となった。共同開発に関わった北海道大学大学院(北区)医学研究科スポーツ先端治療開発医学講座の近藤英司特任教授に解説して頂こう。


知っていますか?

重症下肢虚血

 「重症下肢虚血」という病名を聞いたことがあるだろうか。動脈硬化を原因とした下肢の血流悪化により足にさまざまな症状を来し、重症化すると最悪の場合、足切断に至ることがあるほか、切断後の予後はがんと同等もしくはがん以上に悪いとされる怖い病気だ。

 だが、早期発見し、早期に適切な治療をすれば重症化することはなく、予防も可能なのだが、病気が十分に知られていないために治療が遅れてしまうケースが少なくないという。

 「まずは重症下肢虚血がどんな病気なのか知ってほしい」と話す桑園中央病院(中央区)の松井傑院長に分かりやすく解説していただいた。




カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第34回

転倒を防ぐ冬場の歩き方

 本格的な積雪シーズンを迎えた北海道。冬でも安全・快適に外出したいものだが、雪道を歩く際に怖いのが「スリップ転倒」だ。転倒により大きなケガなどにつながるおそれがある。

 雪道でのスリップ転倒を防ぐにはどんなことに注意して歩けばいいのか。冬場の歩き方について北海道循環器病院(中央区)心臓リハビリセンター長の川初清典先生に教えて頂いた。

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