北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

7月号

特集記事

自宅でも作れる 当院の

嚥下調整食

 嚥下機能が低下して通常の食事では飲み込みにくくなったり、誤嚥の危険がある人向けの食事を「嚥下調整食」という。医療機関や福祉施設などで提供されたり、市販品も販売されているが、ポイントを知れば家庭でも作ることができる。JCHO札幌北辰病院(厚別区)の田中友梨管理栄養士に教えていただいた。


かぜ以外の病気が隠れている可能性も

長引くせきに要注意

 コンコンと続くせき。「かぜかなあ」と思い、市販薬で対処する方が多いかもしれないが、中にはなかなか治らないケースも。他に隠れている可能性のある病気の種類や、長引くせきはどの程度の期間を重症度の目安に考えればよいのか。医大前南4条内科(中央区)の田中裕士院長がレクチャーする。


腸内環境に目を向け、食生活の改善が重要

便秘

 とくに女性に多くみられている便秘。中には薬物治療や生活習慣のコントロールがうまくいかず、悪化させてしまうケースもみられるという。乳酸菌の効果的な摂取方法に着目し、治療効果をあげているという、くにもと病院(旭川市)の安部達也院長に、便秘の種類や治療法と合わせて解説してもらった。


子どもを守るために、いかに判断、対処すべきか

児童虐待の早期発見に向けて

 新聞やテレビ等でも毎年取り沙汰されている児童虐待。児童虐待の件数を把握するのは難しいのが現状だが、相談件数は年々増加しており、厚生労働省の調査によると、全国の児童相談所に寄せられている相談対応件数は2012年度の時点で、1999年度に比較し5.7倍に増加しているという。一般の方が児童虐待が疑われるケースに遭遇した場合は、どう判断し対処すべきか。院内児童虐待防止委員会を設置し、虐待の早期発見や保護者への子育て支援を積極的に展開する函館中央病院(函館市)の石倉亜矢子小児科医長と医療福祉相談課の田中博光課長に委員会の活動も含めて伺った。


代表的な細菌・ウイルスとその予防方法

食中毒

 北海道もようやく活動的なシーズンを迎えた。一方、この季節に気をつけたいのは食中毒。原因となるのは、細菌、ウイルスなどだが、具体的な種類とその対策について、札幌市保健所食の安全推進課の森卓哉食中毒対策担当係長に解説してもらった。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第4回

 札幌の中心部に位置する緑豊かな中島公園。豊平館や八窓庵などの重要文化財、Kitaraや北海道立文学館などの文化施設が点在している。犬の散歩やジョギングなどでも市民が訪れる憩いの場。

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