北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

8月号

特集記事

臨床症状を見逃さず早期受診を!

若年性脳梗塞

 脳梗塞を発症するのは、中高年以降だけではない。50歳以下でも毎年約1万人程度が発症しているという。若い世代でとくに怖いのは、病気の徴候が現れても、脳梗塞とは思わずに発見が遅れてしまうことだ。柏葉脳神経外科病院(豊平区)の吉本哲之副院長・脳卒中診療部長に若年性脳梗塞について解説して頂いた。


まずは食事前の環境の確認を

認知症高齢者への食支援

 認知症が進むと、食事をスムーズに摂ることが難しくなってしまう。しかし、食事の環境を整えるだけで、意外なほど食べられるようになるケースもあるという。認知症高齢者への食事支援の研究を行っている北海道医療大学看護福祉学部看護学科老年看護学の山田律子教授に解説して頂こう。


前がん状態の可能性も

大腸ポリープ

 体内の粘膜が、いぼのような形状で隆起して発生するポリープ。声帯や胃や大腸などの消化管にできることが知られているが、ポリープと聞いて最も不安に思うのは、「がんではないのか?」ということだろう。消化管の中でも大腸ポリープに焦点をあて、恵み野病院(恵庭市)の三浦洋輔院長代理に解説して頂こう。


身近な耳の症状

中耳炎・外耳炎

 耳鼻咽喉科の疾患の中でもよく聞かれる中耳炎。子どものときにかかったという人も多いのではないだろうか。早期に治療が出来ればよいが、慢性中耳炎になると手術が必要となるケースもある。同様に耳が痛くなる外耳炎と併せて、耳鼻咽喉科麻生病院(東区)の石川和郎院長に解説して頂いた。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第5回

 札幌市西区にある発寒地区。古くから開拓され、屯田兵村ができた歴史ある土地。その歴史の名残を残しつつ、河畔公園もある発寒川や春日緑地などを有する自然と生活の場が融合した街並みが広がっている。

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