北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

12月号

特集記事

腰部脊柱管狭窄症と骨粗鬆症性椎体骨折

高齢者に多い脊椎疾患

 加齢に伴い増加する整形外科疾患は膝や股関節、肩だけではなく、脊椎に関わる疾患も非常に多くみられる。その中でも代表的な疾患といえる腰部脊柱管狭窄症と、骨粗鬆症性椎体骨折について、脊椎治療に特化した治療を行っている札幌スパインクリニック(中央区)の渡邊吾一院長に解説して頂いた。


寛解からドラッグフリーも視野に

関節リウマチの薬物治療

 関節リウマチの治療はここ数年で治療効果の高い薬剤が次々に登場し、患者さんのQOLを飛躍的に向上させている。早期治療を開始できれば、寛解に移行することも夢ではなく、それどころか、薬をやめる段階まで視野に入れ、治療ができる時代に入っているという。北海道内科リウマチ科病院リウマチ膠原病センター(西区)の澤向範文センター長に、薬物治療の現状を解説してもらった。


高齢期のよりよい生き方に向けて

〜“終活”を考える〜

 “終活”とは、人生のエンディングを考えることを通じて自分自身をみつめ、自分らしく生きながら、人生の終わりに向けての活動を行うこと。とはいっても、具体的にどのように考え、どのように生きることが終活なのだろうか。1つの指標として、認定NPO法人シーズネットのシニア住まいのアドバイザーとして活躍する西原桂子さんに語って頂いた─。


症状を理解し、前向きに受け入れる姿勢を持つことが大切

認知症の人との向き合い方

 超高齢社会を迎え、認知症の高齢者が増加している。認知症になっても生き生きと暮らすためには、周囲の人間はどのような心構えで、どのようなことに配慮してサポートしていくべきか。江別すずらん病院(江別市) 認知症疾患医療センター長の宮本礼子氏に、認知症の人との向き合い方について話を伺った。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第9回

 1874年の「屯田兵例則」制定後、最初の屯田兵村候補地となり、208戸が屯田兵として移住した琴似地区。現在も屯田兵村の兵屋が残され、西区役所の近くには琴似屯田百年記念碑が建立されている歴史ある町。

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