北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

2月号

特集記事

新たに「リバース型人工肩関節置換術」も認可

腱板断裂

 肩関節の疾患として多くみられる腱板断裂。加齢や外傷が要因となるが、症状や断裂の程度によって治療方法は異なる。最近は 最終的な 手術方法としてリバース型人工肩関節置換術の実施が国内でも認可され、注目を集めているという。同手術を実施する東北海道病院(釧路市)の河合伸昭整形外科部長に、腱板断裂について解説して頂いた。


がん患者さんのQOLを維持し、希望に寄り添う

がんリハビリテーション

 がん患者さんを対象としたリハビリテーション「がんリハビリテーション」があることをご存知だろうか。手術を行う患者さんに術前から関わることで機能維持を図るほか、苦痛の緩和や在宅復帰の調整まで、患者さんのQOLを支えている。どのようなものなのか勤医協中央病院(東区)リハビリテーション部の高橋春香主任・作業療法士と立木綾理学療法士に伺った。


がんの早期発見に威力を発揮

知っておきたい内視鏡検査

 近年、画像診断の技術は飛躍的に進歩している。内視鏡検査も、胃や大腸などのがん診断に有効な手段の1つとして、病変の有無を高い精度で観察可能なだけでなく、ときには組織採取や治療、止血処置などにも活用されている。札幌南一条病院(中央区)の小林大介消化器内科医長に、内視鏡検査の目的や実際の検査手順等について解説して頂いた。


転倒予防に役立つ

ノルディック・ウォークのススメ

 北欧はフィンランドで発祥したノルディック・ウォーク。2本のポールを使って歩く光景は近年よく見かけるようになった。札幌白石記念病院(白石区)では、患者さんのリハビリに役立てようと、安部陽子リハビリテーション科科長が全日本ノルディック・ウォーク連盟の公認指導員の資格を取得し、患者さんへの指導を行っている─。


人間関係も大きなきっかけに

急性ストレス障害

 職場や学校などといった日常の人間関係の中で、何らかの体験が心を傷つけ、不安発作や不眠といった障害を発症してしまうことがある。こうした障害は急性ストレス障害と呼ばれ、さらに持続することによって外傷後ストレス障害(PTSD:                   )と呼ばれる状態に進行する可能性がある。PTSDは、戦争や災害、事故などの強い精神的衝撃を受けることで発症するケースが知られているが、日常的な人間関係の場でも起こる可能性があるのだ。メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカーに解説して頂いた。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第11回

 札幌の中心部を北進し、札幌のまちづくりの起点ともなった創成川。歴史の流れを感じさせつつ、現在は公園が整備され、開拓の歴史を自然の中で感じられる市民の憩いの場となっている。

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