北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

4月号

特集記事

次の世代に抗菌薬を残すために、私たちが取り組むべきこと

薬剤耐性菌

 薬剤耐性菌とは、抗菌薬が使えなくなってしまった細菌のこと。この薬剤耐性菌が近年ますます増加しており、世界的な課題となっている。薬は私たちにとって、欠かせないものであり、医療従事者のみならず、一般の方も力を合わせて取り組む必要がある。薬剤耐性菌とは具体的に何が問題で、私たちは何ができるのか。抗菌化学療法認定薬剤師等の資格を有し、感染症に関する委員会活動も積極的に行っている中村記念南病院(南区)の山田和範薬剤師に解説してもらった。


代表的な症状は痛みと可動域制限

変形性肘関節症

 変形性肘関節症は、肘の使い過ぎにより、肘関節が徐々に壊れてしまう病気。放置しておくと、動きが悪くなり、日常生活に支障を来す可能性も。クラーク病院(東区)の佐々木勲医師に解説して頂こう。


家族歴がある場合にはとくに注意

脳ドックのすすめ

 脳疾患は発症まで自覚症状がないことが多いが、検査によって事前にリスクを予測し、ある程度予防することができる。その事前に知るための方法が「脳ドック」。多くの脳神経外科病院で行われているが、どのような検査でどのような疾患がみつかるのか札幌麻生脳神経外科病院(東区)の村田純一参事と長澤和子看護科長にお話を伺った。


種類はさまざま。自身のニーズを明確に

高齢期の住まい

 超高齢時代を迎え、高齢者の単独・夫婦世帯は増加している。健康面での不安が増す中で、高齢者にとっての住まいはどのような選択肢があるのか。高齢者向け住まいの各種相談、情報提供を行っている一般社団法人あんしん住まいサッポロ(中央区)の篠塚正徳代表理事に解説して頂こう。


運動と栄養の2本柱で対策を

フレイル

 人は加齢と共に運動機能や生理機能が衰え、活動量が低下した状態になる。これは「フレイル」と呼ばれ、近年関心が高まっている考え方だ。札幌清田整形外科病院(清田区)の片平弦一郎院長にフレイルの具体的な考え方と対策について、二木光代管理栄養士に栄養面に焦点を当てて解説してもらった。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第13回

 1972年に開催された「札幌オリンピック」。戦争のため一度は返上されたが、再び招致運動が高まり開催が決定。開催期間は2月3日?13日の11日間。スキー、スケート、リュージュなど6競技35種目が行われた。当時の会場は現存するものも多くイベントや競技会などで利用されている。

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