北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

6月号

特集記事

原因食物は食べることで克服する時代へ

食物アレルギー

 食物アレルギーに対する考え方が、ここ10年程で大きく変わったことをご存知だろうか。一言でいえば、原因食物を避けるのではなく、食べることによってアレルギーは克服できるということだ。子どもの食物アレルギーの治療を積極的に行っているKKR札幌医療センター(豊平区)の高橋豊小児・アレルギーリウマチセンター特任部長に解説して頂こう。


食事療法として注目を集める

糖質制限とは

 近年、ダイエットなどでよく聞かれる糖質制限。実は食事療法としても、さまざまな視点から検討されている。しかしその効果に注目が集まる反面、間違った方法で行っているケースも散見されているという。2年程前から糖尿病の食事療法として糖質制限食を取り入れている美田内科循環器科クリニック(手稲区)の美田晃章院長にお話を伺った。


塩分摂取の工夫で高血圧予防にも取り組もう

高齢者の水分管理

 北海道内も過ごしやすい季節を迎え、いよいよ夏も間近。こうした季節の中で、とくに高齢者の方々に気を付けて頂きたいのが脱水症状。脱水を避けるための水分管理の考え方とコツについて、新さっぽろ脳神経外科病院(厚別区)の犬飼秋子看護師長に解説して頂いた。また、高血圧や動脈硬化予防の注意点についても、合わせてお聞きしました。


嵌頓を起こす前に早期受診を

鼠径ヘルニア

 一般に“脱腸”と呼ばれる鼠径ヘルニア。札幌徳洲会病院(厚別区)では専門外来を開設し、腹腔鏡手術を積極的に行っている。城田誠外科医長に、病気の特徴と治療法について解説して頂こう。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第15回

 菊水にある児童会館の前に「日本近代酪農発祥の地」の標示板がある。そこはかつて日本酪農の父ともいわれた宇都宮仙太郎によってアメリカ式の牛舎とサイロが建設され、北海道の先進酪農の発信地だった。

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