北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

7月号

特集記事

女性なら誰でもかかる可能性がある

膀胱炎

 女性の患者さんが多い膀胱炎。悩まされている方も多くいるのではないだろうか。中には症状が出ていても放置して、入院治療が必要となるケースもあるという。症状や予防法なども含めて仁楡会病院(南区)の丸晋太朗理事長に教えていただいた。


絞扼性末梢神経障害が隠れているケースも

足裏のしびれと痛み

 『立つ』、『歩く』は日常生活において基本動作となる。ところが、足裏にしびれや痛みなどの症状が現れると、それら基本動作が苦痛となってしまうことがある。足裏のしびれや痛みの要因は多彩で複数要因が関与していることもあり診断が難しいケースも少なくない。そしてそれらの中には神経疾患を扱う脳神経外科医の診察が必要となるものが隠れていることもあるという。北海道脳神経外科記念病院(西区)の千葉泰弘脳神経外科医長に対象となる疾患について解説して頂いた。


膵臓がん1
リスク因子と化学療法の最新情報

膵臓がんの早期発見と治療 最前線

 症状が現れにくいことから早期発見が難しく、予後の悪いがんとして知られる膵臓がん。年々患者数は増える傾向にあり、それに伴い、死亡数も増えているのが現状だ。その一方、膵臓がんになる可能性があるリスク因子が近年判明したことや、治療面では抗がん剤の選択肢が増えるなど、進歩したこともある。手稲渓仁会病院(手稲区)の真口宏介消化器病センター長に膵臓がんの早期発見について、斗南病院(中央区)の辻靖腫瘍内科センター長に化学療法の進歩について解説して頂いた。


膵臓がん2

膵臓がんの化学療法最前線

 ここまで真口医師に、膵臓がんの早期発見について解説頂いたが、ここからは膵臓がんになってしまった場合の治療法、その中でも化学療法(抗がん剤治療)に焦点を当てていきたい。膵臓がんの治療は、他のがんと同様、手術療法、化学療法、放射線治療の3つが標準的な治療法となるが、ことに化学療法は国内で使用できる抗がん剤の種類が増え、以前よりも治療効果が期待できるようになったからだ。化学療法の最新情報について、斗南病院(中央区)の辻靖腫瘍内科、化学療法センター長に解説して頂こう。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第16回

 1959年に初開催されたライラックまつりが今年で59回目を迎えた。当初3日間で行われた春の祭典は、今年12日間にわたってさまざまな催しが行われ、多くの市民と観光客が訪れた。

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