北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

10月号

特集記事

肝硬変、肝がんのリスクとして注目が集まる

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)

 近年、脂肪肝からNASH(非アルコール性脂肪肝炎)に移行し、肝硬変や肝がんを発症する患者さんが増加している。NASHはどのような方に発症し、どのようなメカニズムで肝がんに移行するのか。そして対策は。札幌医科大学附属病院肝疾患センターの佐々木茂センター長に、解説してもらった。


イヌやネコの口腔内細菌が感染することも

動物咬傷

 今年7月、西日本に住む50代の女性が野良猫に咬まれ、マダニが媒介するウイルス感染症(SFTS)を発症し死亡した。また、同月には伊丹市の小学生が毒ヘビに咬まれ、一時は意識不明になるなど、動物に咬まれる事故が話題となった。動物に咬まれるけがを「動物咬傷」というが、事故の多い動物と対処法、治療法について、クラーク病院(東区)の佐々木勲医師に解説してもらった。


札幌市でキツネ由来感染症の注意を呼び掛け

エキノコックス症

 つい最近、札幌市の住宅街にある公園にキツネの群れが頻繁に現れるようになったことが話題となった。キツネで問題となるのが、動物由来感染症であるエキノコックス症だが、札幌市保健所感染症総合対策課の長尾和俊係長に緊急取材した。


術後疼痛、整容性に配慮

新たな腎臓摘出術

 さまざまな理由から腎臓の機能が低下し、末期になると腎移植が必要となるケースがある。日本の腎移植はその大半が生体腎移植だが、健康な人にメスを入れる手術であるためさまざまな配慮が必要。2009年から腎臓移植外科を開設している札幌北楡病院(白石区)の三浦正義部長にドナー腎摘術に関する取り組みについてお話を伺った。


バセドウ病と橋本病

甲状腺疾患

 新陳代謝を促進するホルモンを分泌し、身体活動に大きく関与する甲状腺。その働きが強過ぎればさまざまな症状を発症する原因になるし、低下すれば身体機能そのものも低下してしまう。その代表的な病気であるバセドウ病と橋本病について、大通り乳腺・甲状腺クリニック(中央区)の亀嶋秀和院長に解説して頂いた。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第19回

 今年で第64回目となった「さっぽろ夏まつり」。市内中心部の各所にビアガーデンが設けられるほか、さまざまなイベントが催され、多くの人で賑わう夏の風物詩となっている。今年の来場者数は187万8,000人に上った。

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