北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

軽く考えてはいけない胸やけの原因

逆流性食道炎とは

 胸やけやゲップが出るなどの症状が続いている。横になるとその症状が強くなるということはないだろうか。このような症状がある場合、逆流性食道炎の可能性が考えられる。食道がんのリスクともなるこの病気について、手稲いなづみ病院(手稲区)の齊藤晋理事長に教えて頂いた。


特に心房細動には注意を

不整脈

 不整脈は、心臓の拍動のリズムが正しく伝わらない状態のこと。動悸で気付くこともあれば、症状を感じずに病院で心電図をとってわかる場合もある。高橋病院(函館市)の中野絵里花看護師に、その種類や日常生活の注意点などについてアドバイスして頂いた。


自宅、屋外の転びやすい場所に要注意

転倒予防

 歳を重ねるにつれて筋力の低下や視力の衰えなどから転倒しやすくなるもの。病気による障害や、薬の影響などでも転倒することがあり、高齢者の場合は骨折や寝たきりの要因になる可能性もあるので注意が必要となる。西堀病院(函館市)の伊丸岡知明診療部リハビリテーション次長(作業療法士)と、佐藤嶺係長(理学療法士)に、屋外と屋内の転倒予防についてアドバイスを頂いた。


認知症ケアサポートチームの取り組みと接し方のポイント

認知症

 高齢化の加速と共に、今後も患者数の増加が予測される認知症。その数は700万人にも及ぶとの指摘もある。定山渓病院(南区)では、他職種で構成する認知症ケアサポートチーム(DST=Dementia Care Support Team)を発足し、認知症への専門的なケアの提供に努めている。同チームの市川豊子認知症看護認定看護師に認知症の特徴と接し方と共に、認知症ケアサポートチームの取り組みをお聞きした。


安心して働ける仕組み作りも課題

発達障害

 近年、「発達障害」という言葉を耳にする機会が増えている。発達障害とは、心と身体の成長や発達がうまく働かなかったり、アンバランスになったりし、日常生活などで困難な状態があることを指す。具体的にはどのような特徴があり、首位の人間はどのように対応することが大切なのか。メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカーに解説して頂いた。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/ペットボトルの包み方

 ペットボトルを手ぬぐいで包むと結露でバッグなどがぬれる心配がありません。持ち手がついているので車の中にフックで掛けたり、バッグの持ち手に引っ掛けて持ち歩くこともできます。

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