北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

7月号

特集記事

患者さんに応じたきめ細かな対応が重要

便秘症

 読者の皆さんの中にも便秘で悩んでいる人は多いのではないだろうか。便秘は女性に多いと思われがちだが、要因によって子どもから高齢者まで、男女を問わずみられるという。便秘症に対する治療にも力を入れて取り組んでいる札幌朗愛会病院(豊平区)の吉田晴恒医師に解説して頂いた。


がん治療後の手足のむくみ

リンパ浮腫

 形成外科とは、さまざまな理由で起こった身体の変形や欠損などを本来あるべき形、機能へ再建をすることで生活の質の向上に貢献する診療科。治りにくい傷ややけど、できものなどさまざまな症状が対象となるが、今回は手足のむくみの要因となるリンパ浮腫に焦点を当て、札幌山の上病院(西区)形成外科の蕨雄大(わらび たけひろ)医師に解説して頂いた。


要因は多彩。症状は現れにくい

高齢者の貧血

 貧血といえば女性に多いと思われがちだが、高齢者にも少なくない。が、高齢者の貧血は若年者と異なる傾向を持ち、ときには重大な疾患が背景に隠れている場合もある。超高齢社会を迎えた中、病気のサインともなる貧血を見逃さず、しっかり鑑別を行っていくことは重要。浜田内科・消化器科クリニック(中央区)の浜田結城院長に解説して頂こう。


大腸がんの早期発見に向けて

大腸内視鏡検査

 罹患数、死亡数ともに高い大腸がん。患者さんは男性の方が多いが、実は女性の方が発見の遅れから重症化しやすいという。大腸がんの早期発見に必要不可欠な大腸内視鏡検査を中心に大腸の検査について西成病院(手稲区)の西研院長にお話をうかがった。


代表的な細菌・ウイルスとその予防法

食中毒

 夏場に気を付けたいのが食中毒。原因となるのは、細菌、ウイルスなどだが、具体的な種類とその対策について札幌市保健所食の安全推進課の山田真悟食中毒対策担当係長に解説してもらった。


正しい吸入法で疾患の悪化を予防

気管支喘息

 気管支喘息は年代を問わず幼児から高齢者まで多くの人が羅患し、その有病率は6〜10%といわれています。全体のおよそ5〜10%が重症といわれ、コントロール不良の重症喘息は死に至る場合もあります。札幌医科大学病院呼吸器・アレルギー内科の梅田泰淳助教に、最新の治療法や日常生活での注意点を伺いました。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/手ぬぐい帽子

 輪ゴムを1つ用意して、手軽に作れる帽子は、2つの表情が楽しめるところが魅力です。通気性が良く汗をかいても吸収してくれるので夏にお勧めです。

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