北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

2月号

特集記事

将来の心不全患者数は130万人超え

心不全パンデミック

 「心不全パンデミック」という言葉をお聞きになったことはあるだろうか。“パンデミック”とは「感染爆発」などと訳されるが、全国的に病気が大流行することを意味し、心不全パンデミックは高齢化が進む日本国内で心不全の患者さんが増加の一途を辿っている問題を示している。宮の沢内科・循環器科クリニック(西区)の佐藤愼一郎院長に解説して頂いた。


脳の各部位の働きを図形化し、安全で正確な外科手術を実施

脳機能マッピング

 恵み野病院(恵庭市)の副院長として昨年、鎌田恭輔前旭川医科大学脳神経外科教授が就任した。鎌田副院長は、脳機能に関する研究の権威の一人であり、てんかんや顔面けいれんなど脳機能の解析技術を活かした治療に加え、動脈硬化系疾患の手術でも豊富な症例数を有している。同病院では脳機能を解析するための独自の機器も導入しており、最新技術の考え方や、現在どのような治療が可能となっているのかを解説して頂いた。


感情コントロールが出来なくなる傾向も

若年性認知症

 認知症は高齢者に多い疾患だが、65歳未満で発症した場合には「若年性認知症」と診断される。若年であるために仕事に支障を来すケースもあり、支援の問題も含めて課題も少なくない。メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカー(PSW)に現状を聞いた。


最も多いのは耳が原因のめまい

めまい

 寝返りを打ったり立ち上がったりしたとき、自分自身や周囲が動いていないのに動いているような感覚に襲われるめまい。一口にいってもさまざまな種類があり、中でも最も多いのは耳の異常が原因のめまいです。症状や治療法などについて旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座の岸部幹講師に解説して頂きました。


今も感染が絶えない感染症

結核

 「結核なんて過去の病気」「誰かが結核になっても自分には関係ない」「結核なんて知らない」。実は、結核は珍しい病気ではない。毎年、多くの人が感染し、命を落としているにも関わらず、正確な理解を得られていない病気です。北海道結核予防会が運営する、札幌複十字総合健診センター(北区)の奈良祐介診療部医長に、国内の結核感染の現状や予防・治療法、注意点などを解説していただいた。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/ティッシュボックスカバーの作り方

 手ぬぐいで手軽にできるティッシュボックスカバーは気分や季節、インテリアに合わせて気軽に変えられるのが魅力。手ぬぐいなので使っていない時の収納も悩みません。

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