北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

4月号

特集記事

自身のニーズを明確にし、優先順位をつけて選択を

高齢者の住まい

 高齢者人口が年々増加する中、住み替えを考える方が年々増えている。とはいえ、高齢期の住まいに求めるニーズはさまざまで、場合によっては再度住み替えとなるケースもあるという。現在、高齢者にとっての住まいはどのような選択肢があるのか。高齢者向け住まいの各種相談、情報提供を行っている一般社団法人あんしん住まいサッポロの篠塚正徳代表理事に解説して頂いた。


中高年層が注意すべき病気と予防対策

ランニングのすすめ

 雪が解ければ北海道内も活動的な季節を迎える。何より今年はオリンピックが開催される年。健康維持のために、これからスポーツを始めるという方も多いだろう。中でもジョギングやランニングは中高年でも手軽にできるスポーツだ。ただし、足に負担のかかる走り方をしたり、無理に走り続けたりすれば、足関節に障害を来してしまうこともある。中高年ランナーが特に気を付けるべき病気の種類や予防対策などについて、我汝会きたひろしま整形外科(北広島市)の原則行院長にうかがった。


定期的な投与でアレルギー疾患の根治も期待できる治療法

皮下免疫療法

 くしゃみや鼻水などの症状が気になる花粉症。道内の場合はイエダニやハウスダストがアレルギー疾患の要因になっている比率が高いという。根治を目指す治療法として皮下免疫療法を中心に、北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック(西区)の白崎英明院長に解説して頂いた。


直面する問題はさまざま。早期発見が課題

AYA世代の乳がん

 近年、よく耳にするようになったAYA(Adolescent and Young Adult)世代とは、思春期・若年成人の意。15歳から39歳の年代が該当する。女性のがんの中で最も患者数が多いのが乳がんだが、AYA世代においては若年性特有の悩みや不安を抱えることになってしまう。若年性乳がん体験者をサポートする「Pink Ring北海道branch」の永井都穂美代表(札幌ことに乳腺クリニック看護師)に、AYA世代の乳がんの現状などについてうかがった。


相談窓口と予防対策

新型コロナウイルス

 新型コロナウイルスは、感染経路不明のケースや小規模の患者クラスターの増加等も指摘される段階に移行し、その対応を巡る状況は刻々と変化している(3月1日時点)。新情報や対策については国や地方自治体の発表や報道等でご確認頂くとして、相談・受診の目安や症状がある・ない場合の相談窓口、予防対策等についてあらためて確認しておきたい。


レム睡眠行動障害、便秘等の前駆症状に注意を

パーキンソン病

 手足のふるえや筋肉の強剛(固縮)といった症状が徐々に進行するパーキンソン病。未だ根治できる治療法はなく、難病に指定されているが、近年は使用できる薬剤が増えるなど治療の選択肢は広がっている。亀田病院(函館市)の丸尾泰則副院長に解説して頂いた。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/ふたつ結びの結び方

 贈答品などを包むときに重宝するふたつ結びは、2つのリボンが並んだような見た目がおしゃれな結び方です。

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