転機迎える地域支援
2015年は、介護保険制度が大きく変わるだけでなく、地域包括ケアシステム構築に伴い、地域のあり方が問われようとしている。そこで今回の新春特集号では、15年度介護報酬改定の最新情報、変化する利用者ニーズへの対応に取り組む事業所(七飯町・ケアサービスドウナン)、新たな地域高齢者支援を模索するNPO(佐呂間町・ふれあいインさろま)の活動などを取り上げた。社会保障費が抑えられる中、実効性のある介護・福祉の仕組みづくりが実現できるか問われる年になりそうだ。
●世代を超えた「憩いの場」に 中頓別町・銭湯「黄金湯」地域食堂「トントン」●ケアサービスドウナン、開設10年機にリニューアル 生活スタイル変化へ対応●見守りツールにLED水耕栽培活用 佐呂間町・NPO法人ふれあいインさろま●厚労省が来年度報酬改定へ審議報告案 社保審分科会が大筋で了承●社福は高い次元で存在意義発揮を 北海道社協が法人役員・施設長専門研修●通所介護・新設加算要件、厚労省が方針●2015年度介護報酬改定審議報告案 各サービス報酬・基準見直しの基本的な方向〜抜粋
【連載】●介護職に求められる知識、技術、役割=7 社会福祉法人治恵会特養くつろぎ 小泉昭江施設長(北海道介護福祉士会会長) ●フットケア〜心と体の大事な一歩〜=13 札幌フットケアサークル主宰 菅野智美氏 ●地域包括ケアを実現するために〜MSWの視点から=休み 札幌西円山病院地域連携推進室 大植友樹副室長・MSW担当課長