北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2015年(平成27年)7月30日付

補足給付見直しで対応協議 北海道市長会介護保険主管者会議

 北海道市長会は23日、介護保険主管者会議を網走市内で開き、施設やショートステイの食費・居住費負担を軽減する補足給付見直しに伴う対応を協議した。厚生労働省は事務処理取り扱いなどを示しているが、配偶者の所得調査や戸籍照会、金融機関に対する預貯金等照会を行う基準など、実務上の具体的な考え方・取り扱いは各保険者に委ねられている。被保険者の異動など公平性の担保からも「ある程度統一的な対応が必要」と、各市が連携して情報共有を進め、対応を協議することで一致した。


15年度道内広域型整備 特養創設3件150人分

 北海道は、2015年度広域型施設整備補助対象となる高齢者福祉施設4件を選定した。補正予算に盛り込まれた追加分で、特養は3件(苫小牧市内2件、洞爺湖町内1件)創設、定員150人分を増やす。網走市内では養護老人ホーム移転新築1件を計画している。


認知症デイ「いろどり」開設1周年記念イベント

 札幌市中央区・認知症デイサービス「いろどり」は、開設1周年記念イベントを開いた。若年性認知症ケア実践などで注目を集めている同事業所が、オリジナルのプログラム「いろどりすごろく」を実演。「他事業所・施設でも参考にしてほしい」と、リハの視点を交えて目的やポイント、効果などを説明した。認知症ケアの質を高めながらバリエーションを広げ、地域住民にも理解を深めてもらうためには、介護事業所・施設が自らの実践を見せ合い、伝え合う機会がますます必要になりそうだ。


2025年必要病床数推計 全道計マイナス12.6%

 北海道は地域医療構想策定に向け、2025年の医療機能別必要病床数推計値を、24日に開かれた道総合保健医療協議会地域医療専門委員会に示した。全道計は13年度病床数に比べ1万床以上少ない7万3070床で増減率マイナス12.6%。2次医療圏別では北渡島桧山、南渡島が4割強の大幅減となった。「今後議論を行っていく際に基礎となる推計」の位置付けながら、これを目安に各圏域で調整が進められ、年度内に病床必要量をまとめる見通しだ。


●ケアマネ資質・意欲向上にプラン点検有効 名寄市が事例発表
●稼働ST10.3%増8241件 4月1日現在、全訪看調査 サテライト設置27県が一定条件
●求人票記載ポイント、募集案内ひな型など看護職確保・定着へ4活用ツール作成 三菱総研
●「余暇活動の楽しさ」が生活行為向上原動力に OT会石狩支部地域包括ケア学習会
●新基金内示(医療分) 在宅関連3分の1、従事者確保が5割
●北海道内における各医療機能ごとの病床数状況


【企画】●小規模多機能 松沢の郷(清水町)
    ●吉川よしひろさんチェロコンサート(札幌市中央区)
【連載】●ケアマネ受験対策講座=5 認定NPO法人シーズネット 奥田龍人理事長
    ●リレー連載 リハ職がアプローチする自立支援=11
     太平洋記念みなみ病院リハビリテーション科 川辺大樹氏

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