北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2015年(平成27年)8月20日付

15年度介護サービス提供基盤等整備 小規模多機能5市5町11件

 北海道は、地域医療介護総合確保基金を活用した2015年度介護サービス提供基盤等整備補助を内示した。小規模多機能型居宅介護は5市5町に11件整備され、安平、標津両町と留萌市は初整備となる。道北、道東が7件を占め、地方での拠点整備が進む見通し。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は初開設を見込む苫小牧、室蘭を含む4市、看護小規模多機能は函館と室蘭2市で開設する予定。


歳出削減向け成果指標設定、改革工程表作成へ

 政府は、経済財政諮問会議内に設置した専門調査会「経済・財政一体改革推進委員会」の初会合を開いた。「経済・財政再生計画」を着実に進めるため、推進委員会が歳出削減に向けた数値目標など成果指標設定や改革工程表作成に取り組み、改革進ちょく状況も管理。次期介護保険制度改革へ、軽度者に対する給付見直しなどを検討項目に位置付けており、制度見直し議論にも影響しそうだ。


介護用ロボットでアンケート調査 6割超が利用に前向き

 介護用ロボットの利用意向について、介護する側・介護される側になった場合、利用に前向きな考えを示している人はいずれも6割を超える状況が、総務省のアンケート調査で分かった。年齢が高くなるほど利用意向も強かったが、積極的に「利用したい」「利用してほしい」は1割台にとどまった。調査結果は「2015年版情報通信白書」で公表された。


厚労省14年度介護給付費実態調査 年間受給者数600万人目前に

 厚生労働省は2014年度介護給付費実態調査結果を公表した。年間実受給者数は増加し続け、600万人目前となった。受給者1人当たり費用額は15万7800円。サービス種類別では、介護予防サービス4万1000円、介護サービス19万1300円。北海道は介護予防・介護サービス共に全国平均を下回り、3万9900円・18万3800円だった。


地域サポート型特養17年4月開設へ 札幌市・ほくろう福祉協会

 札幌市厚別区の社会福祉法人ほくろう福祉協会は特養「サポーティ・もみじ台(仮称)」を2017年4月、同区内にオープンする予定だ。「地域サポート型特養」と位置付け、地域共生に向けた取り組みや地域公益活動を充実・強化。住民が気軽に立ち寄り障害者も従事するコミュニティカフェ、コミュニティワーカーを配置して低所得高齢者を対象とした食の支援やアクティビティ活動の参加促進など、コミュニティをサポートする拠点を目指す。


●キャリア段位 新たに100人レベル認定 全国625人、北海道内6人増49人に
●地域介護・福祉空間整備等交付金 網走=支え合いC、岩見沢・富良野=共生型サービス拠点 厚労省が当初協議分内示
●北海道内15年度基盤等整備 15市町でGH20件開設 清水・美深は既存小規模多機能併設
●社会福祉法等改正案・附帯決議〜衆院厚生労働委員会


【人物】●老健カタセールえさし(江差町) 秋山光徳総務主任
【企画】●あったかい湯豊平(札幌市豊平区)
【連載】●現場で生かす傾聴技法=新連載
     北海道総合福祉研究センター 五十嵐教行理事長
    ●ケアマネ受験対策講座=7
     認定NPO法人シーズネット 奥田龍人理事長
    ●リレー連載 リハ職がアプローチする自立支援=13
    医療法人社団一視同仁会ライフフィットデイりはびるデイサービス管理者 岩永輝明氏

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