北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2018年(平成30年)2月1日付

18年度介護報酬改定答申 各サービス基本報酬、広く薄く引き上げ

 2018年度介護報酬改定内容が1月26日に決まった。加算創設・拡充ほか、各サービス基本報酬が広く薄く引き上げられる中、居宅介護支援は医療機関等との連携回数に応じ退院・退所加算を拡充、多職種カンファレンスに参加しケアプランを作成した場合、倍増600単位とする。焦点だった訪問介護の生活援助中心型サービスは2単位引き下げる一方で、身体介護が手厚く評価された。全体を見通すと、厚生労働省が当初からメリハリを付けた改定にする意向を示していたものの、プラス0.54%という枠の中で、加算創設・拡充ほか、各サービス基本報酬について中重度者に傾斜配分しながら広く薄く引き上げた印象だ。


介護報酬改定 主な改定事項(上)


●居宅支援=退院・退所加算、会議参加で倍増600単位
●訪問介護=生活援助2単位下げ、身体介護を手厚く
●通所介護=区分・単価一新、問われる経営判断
●特養=看取り介護加算、死亡日300単位増
●特別紙面のため連載等は休みます


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