「就労デイ」「農福連携」の要素を融合し、利用者がサービス提供時間内に本格的イチゴ栽培など社会参加活動に取り組むことのできる通所介護事業所「デイサービスいちご農園」が七飯町内で2日にオープンした。利用者の活躍の場として用意したのは、敷地内に整備した大型ビニールハウス内での農作業や、併設レストラン接客業務。仕事の対価は利用当日の昼食を無料とする。利用者の「働きたい」「社会に役立ちたい」という思いを実現するデイ事業所は道内初だけに注目を集めそうだ。デイいちご農園を開設したのは、町内でデイや認知症グループホームなどを運営するケアサービスドウナン(中村久子社長)。 |