北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2019年(令和元年)8月8日付=1000号

食で介護職を応援! 北広島・夜勤明け食堂試食会

 2018年に開催された厚生労働省「デザインスクール」で企画され、食で介護職を応援する「夜勤明け食堂」が具体化の一歩を踏み出した。「がっつり食べたい」「頑張った自分へのご褒美」など夜勤明け介護職の希望を満たすメニューを、北広島市にし高齢者支援センター・佐藤信一郎センター長(社会福祉士)が中心となって開発し、同市内で試食会を開いた。足を運んだ介護職は味、見た目、消化に配慮したメニューに舌鼓を打っていた。


帯広市の生活援助員養成独自研修 初の成果に手応え

 2017年度から全市町村で実施されている介護予防・日常生活支援総合事業をきっかけに、無資格者が介護の基本となる知識と技術を学び、介護の担い手になってもらうための独自研修を行う自治体の動きが見られる。そうした中、帯広市は2年前に訪問介護の生活援助サービス(訪問A型)担い手養成を想定した独自研修を開講。2年間で25人が修了しており、そのうち今春、市内訪問介護事業所で生活援助員として2人の就労につながった。同市は「ようやく芽が出始めた」と初めての成果に手応えを感じている。


訪問先と病院中継、リハ会議に医師参加 北見・北星記念病院

 北見市内で脳神経外科・循環器内科診療を主体に、訪問リハビリテーションも実施している北星記念病院は、ICTを活用し訪問先の在宅と院内を結ぶリハ会議を実施。受診困難、遠隔地在住、重度者等により行われるリハ会議の医師参加率が着実に増加し、その場で医師と話しながら情報共有でき、家族も含めて安心を提供できる在宅支援になっている。


買い物支援×集いの場 移動型地域ふれあい拠点構築へ 雄武町

 買い物弱者対策は福祉の枠にとどまらず、官民一体による対応が求められる。雄武町では、商工会が主体となり移動販売拠点に福祉とコミュニティ機能を加えた新しい発想を具体化。同拠点で地域包括支援センターが認知症カフェを開くなど、買い物と集いの場を組み合わせて相乗効果を狙い、移動型の地域ふれあい拠点を目指す。


●介護新聞1000号ニュースフラッシュ
●北後志地区の事業所対象 24日に外国人人材セミナー よいち福祉会など
●在宅床ずれ対策セミナー 皮膚保護材など解説 パラマウントベッド、札幌で
●17年度通所介護経営状況 サービス活動収益対増減差額比率、地域密着型0.8ポイント増2.1%
●21年度介護保険制度見直しに向けた論点?第1ラウンド終了=介護保険部会資料から


【連載】●ケアマネ受験講座=8
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事
    ●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=休
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏
    ●リレー連載 みんな元気になる介護へ―解決志向アプローチ=13
     北海道解決のための面接研究会 阿部幸弘氏(精神科医)
    ●幸せの「シカケ学」人や地域をエンパワーする、まちの仕掛けデザイン=休
     札幌市立大デザイン学部 片山めぐみ講師

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