北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2019年(令和元年)12月12日付

第22回ケアマネ試験北海道内合格率17.7%、前回比8.6ポイント上昇

 北海道(指定試験実施機関・北海道介護支援専門員協会)は第22回(2019年度)介護支援専門員実務研修受講試験結果を発表した。道内合格率は過去最低だった第21回(18年度)から8.6ポイント上昇し、17.7%となった。道内受験者数は前回より212人少ない2677人だったが、合格者数は前回に比べ8割増の474人。大幅に落ち込んだ前回から回復傾向は見られるものの、依然低調となっている。


成年後見、北海道内の先進事例報告 道社協・権利擁護構築セミナー

 北海道社協は、地域における権利擁護システム構築セミナーを札幌市内で開催した。成年後見制度利用を促進する中核機関または支援センターを設置する自治体は少ない中、道内の先行自治体が事例報告。京極町社協は3.年間の時限付き広域実施を経て形成された「緩やかな協働体制」について、旭川成年後見支援センターは市民後見人による単独個人受任の仕組みを紹介した。


介護サービス年間実受給者数1.6%増517万9200人 18年度実態統計

 厚生労働省のまとめた2018年度介護給付費等実態統計によると、年間実受給者数は17年度比6万7700人(1.1%)減の587万3500人だった。内訳は介護サービス517万9200人(同比8万3300人、1.6%増)、介護予防サービス101万9100人(同20万9000人、17.0%減)となっている。


法人理念周知不足、グループワークで浮き彫り 北海道高住協虐待防止研修

 北海道高齢者向け住宅事業者協会は虐待防止研修を5日、札幌市内で開いた。グループワークで講師の三瓶徹北海長生会理事長は、法人理念の職員に周知されていない事業者が多いなど、問題点が浮き彫りになる中、「法人理念に基づいた行動規範があってこそ不適切ケアを回避できる。そのためには、管理者やリーダーが常に理念浸透を図らなければならない」と助言した。


●介護新聞ニュースフラッシュ2019(中)
●第22回ケアマネ試験正答番号、分野別合格基準
●社会福祉連携推進法人制度創設を提言 厚労省・社福事業展開検討会報告書取りまとめ
●金賞に特養青葉のまち、特養月寒あさがおの郷 札幌市が初の「介護の職場づくり表彰」
●WAM貸付先特養18年度経営状況 収益対経常増減差額比率 ユニット型微増5.8%
●介護給付費等実態統計結果概要(抜粋)厚労省
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●地域密着型通所介護リハポートみなみ(札幌市南区)池端千裕理学療法士
【企画】●デイサービスどんぐり(北広島市)
    ●認知症GHハートの家七番館(札幌市北区)
【連載】●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=44
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏
    ●幸せの「シカケ学」人や地域をエンパワーする、まちの仕掛けデザイン=18
     札幌市立大デザイン学部 片山めぐみ講師
    ●医療・介護をつなぐキーパーソン「同行事務員」=7
     医療法人新産健会 林達朗在宅医療事業部主任

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