北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2020年(令和2年)3月5日付

江別・ライズリング「共生型看護小規模多機能ホームあんずの華」

 江別市内で富山型デイなどを運営するライズリングは、医療ニーズの高い在宅高齢者だけではなく障害者(児)も泊まりと通いを利用できる「共生型看護小規模多機能ホームあんずの華」を4月にオープンする。障害があってもなくても「ゼロ歳から100歳超えるまで」地域で暮らし続けられるよう支援。富山型デイでの実績を持つ同社が、共生型サービスに新風をもたらす期待が高まる。同社は、2013年から高齢者の社会参加や役割づくりに力を注ぐ地域密着型デイ「生きがいデイサービス雪の華」と居宅介護支援事業所、16年から高齢者と障害児が同じ空間で過ごす富山型デイ「地域共生ホームてまりの華」を運営している。


新型コロナ感染症 北海道内現場も混乱

 新型コロナウイルス感染症の広がりで、北海道内の介護現場にも混乱が生じている。一人ひとりの感染防止策徹底はもちろん、3月中は面会制限や外出プログラム・各種イベント中止など感染経路を断つ対策を徹底。一方でマスクやアルコール消毒液は補充のめどが立たない施設・事業所も多く懸念材料となっている。全道一斉休校に伴う出勤調整にも追われた。


地域医療連携推進法人 北海道内初、南桧山圏で設立へ

 北海道は、人口減少や高齢者増加が急速に進む南桧山圏域の医療提供体制確保へ「地域医療連携推進法人」設立を決めた。道立江差病院を札幌医大病院の地域医療研究教育センター(仮称)と位置付けて入院機能を集約、地域包括ケア拠点として圏域の公立病院・診療所等と連携体制構築を図る。9月の法人認可を経て2020年度中の運用開始を目指す。同法人設立は道内初。


●居宅支援サービス担当者会議 電話・メール対応も 新型コロナウイルス臨時取扱い事務連絡
●新型コロナ感染症 長引けば経営圧迫も 先見えない不安、早い終息願う
●WAM貸付先病院18年度経営状況 医業収益対医業利益率 一般病院0.6ポイント増1.8%
●19年開業59件 北海道内医科診療所 有床7年ぶりゼロ 北海道医療新聞まとめ
●求められる謙虚な姿勢 札幌・厚別区優月舎「認知症との共生」公開講座
●新型コロナ感染症に係る介護事業所人員基準等臨時的取り扱い(第3報)厚労省事務連絡
●医療被保険者番号履歴を活用した介護情報と医療等情報の連結仕組み  社保審部会資料から
●介護サービス生産性向上に関する論点 全世代型社会保障検討会議資料から
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●北大国際連携機構(札幌市北区)川野辺創教授
【企画】●認知症GH北海ハウスみずほ館(江別市)
    ●牧草地内に建つデイとGH(石狩市)
【連載】●AI×ICT×介護の未来=新連載
     ふくしのよろずや神内商店合同会社 神内秀之介代表
    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=9
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    ●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=55
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏

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