北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2020年(令和2年)3月12日付

新型コロナに揺れる北海道内 衛生用品等不足もサービス途切れさせず

 北海道内が新型コロナウイルス感染症に揺れている。衛生用品等が不足し、先の見えない不安を感じながら、サービス提供を途切れさせることのないよう奮闘している介護現場から声を届ける。


マスク在庫「すでにない」18.9%  NCCU緊急アンケート

 日本介護クラフトユニオン(NCCU)は新型コロナウイルス国内感染拡大が懸念される中で緊急アンケートを実施し、結果を公表した。衛生用品不足の深刻な状況が明らかとなり、特にマスクの在庫確保分について、14日以内が32.4%で、「すでにない」18.9%という状況。NCCUは衛生用品流通を医療・介護・福祉現場に優先させるよう国に呼び掛けている。アンケートは2月28日から3月4日まで全国4043事業所に実施し、1437事業所からの回答をまとめた(回収率35.5%)。


精神障害にも対応 新たな地域包括ケアシステム構築へ厚労省が検討会

 厚生労働省は、精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築に向け、社会保障審議会障害者部会の下に新たな検討会を設置し、議論を進める方針だ。精神障害者が地域の一員として安心して自分らしく暮らせるよう、医療、障害福祉、介護、住まい、就労、地域の助け合い、教育が包括的に確保された仕組みを目指し、関係機関の担うべき役割など課題を整理。障害程度によらない地域生活相談・支援体制を検討する。


処遇改善加算と特定加算一本化 申請様式、厚労省が公表

 厚生労働省は、介護職員処遇改善加算と介護職員等特定処遇改善加算について、重複する内容の多かったそれぞれの申請書類を一本化した様式例を公表した。介護分野の文書による負担軽減に向けた専門委員会中間取りまとめを踏まえた対応。併せて通知された基本的考え方、事務処理手順とともに2020年度から適用となる。4月に算定開始するための計画書提出期限は4月15日。


●生活支援コーディネーターが行く! 恵庭市編
●看取り想定していないサ高住 入居者6割強「終の住まいに」 国交省居住実態調査
●資格取得後の継続教育・人材育成など整理 厚労省PSW養成在り方等検討会取りまとめ案
●中間取りまとめを踏まえた対応 厚労省・介護分野の文書負担軽減に関する専門委
●新型コロナウイルス緊急アンケートから(抜粋)日本介護クラフトユニオン
●2018年社会福祉施設等調査から 厚労省
●高齢者の居住実態調査 国交省・サ高住に関する懇談会資料から
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【企画】●元デイ職員と保健師による創作工房(札幌市)
【連載】●AI×ICT×介護の未来=2
     ふくしのよろずや神内商店合同会社 神内秀之介代表
    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=10
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    ●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=56
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏

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