2017年から公的財源に頼らない介護予防モデルに取り組む、おでかけリハビリ推進協議会(事務局・函館朝市協同組合連合会)は介護職を支援するオリジナル電子マネー「サポートペイ」運用を開始した。消費することで地域の商店街、スポーツチームなど支援につながるほか、収益の一部を、おでかけリハビリ利用の介護職にインセンティブとして還元するのが特徴だ。松田悌一事務局長は「おでかけリハビリを継続させるためにも、介護職のモチベーション向上につなげたい」としている。おでかけリハビリは、函館朝市の松田事務局長をはじめ市内リハ職、商業施設・介護事業所職員らが協議会を設立して運営。介護事業所がデイ利用者らをレクで引率する際に、外出先の商業施設が駐車場無料、介護予防等イベントを実施するなど、受け入れ態勢を整える取り組み。商業施設は同協議会に紹介料を支払うシステム。 |