北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)4月8日付

北海道内第8期介護保険料1.3%(76円)増5693円 平均、道公表

 北海道は道内各保険者の第8期介護保険料(2021?23年度・第1号被保険者)を公表した。道内平均の基準月額は第7期に比べ1.3%(76円)増の5693円。6割弱の保険者が保険料を引き上げ、据え置きは3割。初の7000円台となった2保険者を含め、6000円以上が第7期より14保険者増え36保険者に達し、全体の2割を超える状況だ。


訪問介護ケアフル心陽 自宅で稲栽培「バケツ田んぼプロジェクト」

 人が集まらない方法で地域のつながり、高齢者の生きがいをつくろうと、札幌市西区の訪問介護事業所ケアフル心陽は地域住民やボランティア、農家を巻き込んだ「バケツ田んぼプロジェクト」を始めた。参加した地域高齢者らが自宅でバケツに稲を植え、ボランティアによる月1回の見守りを兼ねた巡回指導を受けながら収穫を目指す取り組み。収穫米は子ども食堂に寄贈し、脱穀後のわらを正月用しめ縄、納豆づくりに流用する考え。地域住民約40人とボランティア7人が参加し、5月から田植えを始める。


栗山町 市町村で初、ケアラー支援条例施行

 栗山町は1日、同町社協が中心となって進めてきたケアラー支援を条例化し施行した。2010年に日本ケアラー連盟の実施した実態調査に参加して以来、約10年にわたって取り組んできた実績が実を結んだ形だ。ケアラー支援が市町村で条例化されたのは、全国でも同町が初となる。4月からは行政が主体となり、町社協の形にしてきた事業をベースとしながら町事業としてケアラー支援を強化していく。


●認知症基礎研修義務付け 養成施設修了無資格者、直接介護携わらない職員対象外
●1日付北海道人事 保健福祉部新型コロナ感染症対策監に原田氏
●北海道まとめ、道内市町村の介護保険料第8期第1号被保険者(65歳以上)基準月額
●2021年度介護報酬改定に関するQ&A(VOL.3)=抜粋(上)厚労省
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●訪問介護事業所RED ANGEL(札幌市豊平区)赤澤浩昭代表
【企画】●連続講演会で成年後見制度周知(更別村)
【連載】●ケアが変わる介護ロボットAtoZ=3
     北海道介護ロボット普及推進センター啓発事業
    ●ふれあいサロンの経営学=休
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=18
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=57
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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