北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)7月8日付

成年後見利用促進専門家会議 厚労省が権利擁護支援考え方提示

 厚生労働省は2022年度から始まる次期成年後見制度利用促進基本計画作成に向け議論している専門家会議を開催した。権利擁護支援は本人を中心とした支援・活動や、地域共生社会実現の共通基盤とし、メリットを実感できる制度・運用とするためには地域連携ネットワークのマッチング機能、後見人支援機能の充実が必要など考え方を示した。


厚労省が処遇改善加算等Q&A示す

 厚生労働省は介護職員処遇改善加算および介護職員等特定処遇改善加算に関するQ&Aを示した。加算取得要件とされている実績報告書提出の際、前年度賃金総額等計画書内容に変更があった場合、その都度変更を届け出る必要はなく、「実績報告書提出時に変更前後の基準額と合理的な変更理由を説明することで差し支えない」など書類作成上のルールを周知している。


札幌市社協が企業向け地域貢献活動「ハンドブック」公開

 札幌市社協・ボランティア活動センターは企業から地域貢献活動に関する相談を多数寄せられているのを受け、ノウハウ、事例等をまとめた企業向け「ボランティアハンドブック」をホームページで公開した。地域貢献の思いを後押しし、活動を通して企業と地域を結ぶとともにボランティア活動、地域福祉推進を狙う。新型コロナウイルス感染拡大以降、問い合わせが増えており現在、月に数件の相談が寄せられている状況という。


鷹栖町社協就労相談窓開設から1年 多様な働き方根付く

 鷹栖町社協が高齢者の生きがい創出と福祉・農業分野の人材不足解消を目的とした就労相談窓口「ほっと?わくワーク案内所」を2020年7月に開設してから1年―。人材登録者90人超、そのうち延べ36人が特養の配膳業務や施設周辺草取り、障害者施設送迎車運転、農作業などの仕事につながった。事業者側もフルタイム勤務から「高齢者が働きやすい環境づくり」に意識を変えるなど、多様な働き方が受け入れられるようになった。


●新型コロナ感染予防動画 北海道医師会がHPで公開 PPE着脱など実演交え紹介
●介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士受験手数料引き上げへ 厚労省が政省令改正案
●苦情新規受付137件、延べ705件 北海道福祉サービス運営適正化委20年度報告書
●介護職員処遇改善加算及び介護職員等特定処遇改善加算に関するQ&A
●成年後見制度利用促進に向けた検討の視点 厚労省専門家会議資料から
●苦情相談・一般相談の受付状況 北海道福祉サービス運営適正化委員会20年度報告書(抜粋)
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】居宅介護支援つなぐ手ケアマネセンター(札幌市西区)小谷修一管理者
【企画】主体性促す支援、サ高住グリーン・ライフ東苗穂(札幌市東区)
【連載】●ケアマネ受験講座=新連載
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事
    ●ふれあいサロンの経営学=21
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=29
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=69
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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