北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)9月30日付

10月施行 新ケアプラン検証・点検 趣旨・目的、留意事項等等周知

 厚生労働省は10月から導入する2つの新たなケアプラン検証・点検について、それぞれの趣旨・目的や留意事項等を都道府県、市町村に周知し適切な対応を呼び掛けている。居宅介護支援事業所単位で抽出するケアプラン検証は「限度額利用7割以上」かつ「利用サービスの6割以上が訪問介護」が対象。高齢者向け住まい等対策ケアプラン点検は居宅介護支援事業所の抽出要件、サービス種類とも各市町村が設定する仕組みとなる。


札幌市手稲区・秀欧会福祉サービス 複合施設10月15日オープン

 札幌市手稲区で小規模多機能型居宅介護併設住宅型有料老人ホーム秀欧荘手稲いなほを運営する秀欧会福祉サービスは、新たに地域展開する小規模多機能と障害者グループホームの複合施設「ビレッジいなほ」を10月15日オープンする。8050、ヤングケアラーといった問題で家族が望まぬ形で離れ離れに暮らすことにならないよう、将来的には重度障害者包括支援を視野に入れた「生涯共生広場」を目指す。開設地はJR稲穂駅から徒歩3分の小規模多機能たまえを併設した有料ホーム秀欧荘手稲いなほ(35室、小規模多機能ショートステイ1室)と同一敷地内の同区稲穂1条4丁目。


札幌市内サービス従事者有志 「北海道訪問事業協会」を組織

 訪問系サービスが広報活動にさまざまな課題を抱える中、札幌市内訪問サービス従事者有志が法人、職種の垣根を超えて情報共有など連携し合うプラットフォーム「北海道訪問事業協会」を立ち上げた。会員制交流サイト(SNS)、オンラインミーティング等を通じて各種活動を企画していく考えで現在、ケアマネらの声を受け道内訪問系サービス事業をまとめたウェブサイトを作成。高齢や障害等で外出できなくなっても、「在宅で自分らしい生活を過ごせる社会づくり」を目指している。


音更町社協と音更町柏寿協会 地域農園共催し大きな収穫

 音更町社協が特養、ケアハウス等を運営する社会福祉法人音更町柏寿協会と共催で4月に地域農園をスタートして5カ月―。支え合いや若年性認知症を持つ人の社会参加につながり、柏寿協会は社福の公益的取り組みとして土地を無償で貸し出し地域住民と交流を図るなど、双方にとって収穫となった。共催が相乗効果となり、生活困窮者支援の連携、認知症カフェ共催など地域福祉活動にも広がりを見せている。


●LIFE活用、文書負担軽減など 21年度介護報酬改定効果検証 10月に着手
●2021年北海道功労賞 澤田・北斗文化学園理事長が受賞
●介護保険サービス北海道内事業所指定=8月31日
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】ソーシャル(札幌市中央区)小林太代表取締役
【企画】豊頃町社協、支え合いで買い物支援
【連載】●ケアマネ受験講座=10
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事

    ●ふれあいサロンの経営学=29
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=77
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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