北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)10月14日付

北海道内は341人(13.3%)増2908人 第24回ケアマネ試験受験者数

 第24回(2021年度)介護支援専門員実務研修受講試験が10日に全国で一斉に行われた。北海道内では過去最少の受験者数だった前回(20年度)に比べ341人多い2908人が受験した。受験資格要件厳格化などの影響で大幅ダウンした18年度から3年続けて減少していた受験者数は4年ぶりに増加に転じた。


札幌西高キャリア探求学習受け入れ エムリンクホールディングス

 エムリンクホールディングス(本社・北見市)は7日、同社が江別市内で運営するサービス付き高齢者向け住宅「夢ふうせんみどり」で、札幌西高校1年生と「8050問題」「社会保障費増加の現状と対策」をテーマに意見交換した。課題解決を検討する中、福祉の仕事に興味を持つ生徒もいた。同校は生徒の社会的、職業的自立を目指し、1年生に「キャリア探求学習」を実施。企業、公共機関等に協力を求め、企業側が事前に提示した課題を生徒でチームを組み解決方法を検討する中、進路を主体的に選択する力を身につけるのを狙いとする。


札幌市内GH空室情報オンラインでリアルタイム共有

 札幌市内認知症グループホーム空室情報をオンラインサービス上でリアルタイム共有できる体制をつくろうと、同市西区・GHこころ(2ユニット18人)が取り組んでいる。同市内医療機関等で利用されているNECソリューションイノベータの「空床情報共有サービス」を介護分野に活用し市内GH、ケアマネ、医療ソーシャルワーカー間で情報共有したい考え。同社と運用方法を調整中で現在、市内事業者に向けて周知しており、年度内サービス開始を目指している。


鹿追町が権利擁護体制整備事業 鹿追恵愛会に委託

 鹿追町は2020年4月から権利擁護体制整備事業に取り組んでいる。町内で特養と老健を運営する鹿追恵愛会に委託し、権利擁護センター「ぱあとなあ北海道」メンバーとして成年後見に取り組んできた特養しゃくなげ荘の山本進施設長(社会福祉士)が権利擁護コーディネーターとして地域包括支援センターと連携しながら体制づくりを進めている。専門職不足に悩む小規模市町村が「どこに住んでいても権利擁護支援が届く体制」への一歩として実績を積み重ねている。


●第24回ケアマネ試験講評 北海道ケアマネジメントサポートリンク 奥田龍人氏
●第24回試験問題模範解答
●2021年度ケアマネ試験問題
●地域医療・介護総合確保方針見直し議論開始 厚労省の促進会議 22年末めどに取りまとめ
●新型コロナによる偏見、差別等実態調査 北海道内介護福祉従事者・研究者
●「認知症になることが不安」6割 SONPOホールディングス意識調査
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】福祉サポートきらきら本舗(訓子府町)後藤武男理事長
【企画】OT夫婦がデイ開業「札幌東アンジュ」(札幌市東区)
【連載】●ふれあいサロンの経営学=31
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=79
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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