福祉医療機構がまとめた24年度病院経営分析参考指標によると、貸付先の一般病院834施設(前年度比5施設減)の収益率は、前年度から0.1ポイント減の2.8%となり、わずかながら5年ぶりの低下となった。平均在院日数は0.2日短縮し20.8日、病床利用率が0.3ポイント減の80.6%で、在院日数短縮と利用率上昇の両立は2年続けて達成できなかった。 一般病院(全病床に占める一般病床の割合が50%超、平均病床数182.4床)の1日平均患者数は、入院が2.2人減の147.0人、外来は5.1人減の279.6人で、低落傾向に歯止めがかからない状況だ。 |