札幌市南区の愛全病院(赤塚知以理事長、島崎孝志院長・609床)は、地域包括ケア構築を目指して、慢性期医療の充実、急性期後の患者受け入れ強化を図るために、建て替え工事に着手した。省エネ効果を高め、災害時にも力を発揮する地域支援、住民本位の病院づくりに取り組む。 新病棟はRC造地下1階地上5階建て延べ約1万5,000平方メートルで、移転した特養サン・グレイス跡地の現病院南側に建設。8棟ある病棟のうち、5棟を取り壊し、一般病床(障害者施設等入院基本料)、回復期リハビリテーション病床を中心に391床を移す。 |