日赤道支部がまとめた2014年度医療施設特別会計決算によると、10病院合計の収益的収支は25億7,000万円の赤字となった。超少子高齢社会における地域ニーズに応じた医療提供、他医療機関との連携推進、病床構成の見直しなどを図ってきたが、患者数の減少、費用や減価償却費の増加なども影響して、赤字割合は前年度より増え、3年連続のマイナス決算。医業外収益は大きくアップしたものの、医業収益は0.8%減の518億7,200万円にとどまった。 患者数は入院延べが2.0%減の75万402人、外来延べが6.1%減の117万6,795人だった。 |