「地域を支える自治体病院─超高齢化社会に向けて住民と共に歩む」をテーマに、第54回全国自治体病院学会(学会長・木村純市立函館病院院長)が約3,000人参加のもと、函館市で開かれた。地域医療構想をめぐるシンポジウムでは、各病院が新公立病院改革ガイドラインを踏まえて、2025年に向けて自らの将来像をより具体化、明確化するとともに、地域の先頭に立ち現場の声を関係機関に届けながら、経営改革を進めていくよう訴えた。
シンポジウムでは、厚生労働省医政局の正野直子地域医療計画課課長補佐が、医療法改正や病床機能報告制度、医療機能別必要病床数推計結果、地域医療連携推進法人などを解説した。
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