北大は、2015年度で10年間の事業が終了する先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム「未来創薬・医療イノベーション拠点形成」で、事業を振り返るとともに今後の研究発展を展望する国際シンポジウムを開いた。事業成果として、医学研究科は今年4月に産学連携の拠点となる医療イノベーションセンターを開設し、世界トップレベルの研究を加速させる。
同事業は、▽創薬化合物群の連続的創出を可能とする創薬基盤の整備▽患者に優しい非侵襲的個別化医療の提案─を目標に、同大と企業5社が産学連携研究とその環境整備を進めてきた。シンポの事業総括・研究成果発表では、創薬部門、医療部門、融合研究、協働企業が、それぞれの業績を紹介した。
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