第42回日本整形外科スポーツ医学会学術集会(会長・山下敏彦札医大整形外科学講座教授)が16〜18日、札幌市で開かれ、学会前理事長の高岸憲二群馬大名誉教授が「青少年野球選手の肩肘障害─全国アンケート調査を中心として」と題し、特別講演を行った。 開会式では、山下会長が学会のメーンテーマ「From Rio to Tokyo : the mission of JOSSM」を踏まえ、「スポーツ医学的な課題を検討し、本学会や学会員に求められることやできることを考え、行動を起こす契機としたい」とあいさつした。 特別講演で登壇した高岸氏は、昨年度に実施した「小学生野球選手における春・夏の部位別痛みの発生率(外傷除く)」アンケート調査の結果について、ひじが約3割、肩が約2割となっている現状を紹介。 |