道と道厚生局の資料に基づく6月末現在の本紙集計で、2017年度末に設置期限を迎える道内の介護療養病床数は2,921床、改正介護保険法成立で同病床の正式廃止が決まった5月末から1カ月間で200床近く減り、03年4月のピーク時(1万2,360床)の4分の1を下回った。施設別内訳は病院が47施設2,778床(平均59床)、診療所は12施設143床(同12床)となっている。 同病床は00年の介護保険法施行時に療養型病床群の一部について、長期療養が必要な要介護者に対し医学的管理や介護などを行う介護療養型医療施設と位置付け、翌年の医療法改正で介護療養病床として創設された。 |