第１部　医療「新時代」幕開けへ
新専門医制度スタート

　新春号は、新専門医制度が始まるに当たって、受け入れ体制準備に余念のない専門研修プログラム基幹施設の動向や思いを取材。急性期病院では本道の広域なエリアをカバーしながら救急や周産期充実に向けて奮闘する取り組みをリポート。慢性期病院では介護病床の廃止や介護医療院創設に揺れる現場の葛藤、在宅医療では地域包括ケア推進、多職種連携の活動などを紹介。「和衷協同」では地域医療を守るため、民間医療機関を町立移管、都市医療機関とも連携を深めて住民と一体となって健康支援をする診療所を取り上げた。

●新専門医制度　手稲渓仁会病院（手稲区）、市立札幌病院（中央区）、北海道家庭医療センター（東区）
●急性期　名寄市立総合病院、函館中央病院（函館市）
●慢性期・介護療養　札幌百合の会病院（北区）、帯広光南病院（帯広市）
●地域包括ケア、在宅医療　恵み野訪問看護ステーションはあと（恵庭市）、北見記念病院（北見市）
●和衷協同　町立富川国保診療所（日高管内日高町）、野の花診療所（後志管内真狩村）

第２部　新春随想

第３部　新春インタビュー
道厚生局　田中 一成局長　「地域包括ケア構築へ本格始動」

　2018年度は診療報酬・介護報酬同時改定をはじめ、新たな道医療計画や新専門医制度が開始される節目であり、地域包括ケアシステム構築や新たな医療提供体制へ向けた本格的なスタートの年となる。本道の厚生行政トップである田中一成道厚生局長に、展望と課題を聞いた。

第３部　新春随想