北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2018年(平成30年)3月30日付 

横倉会長、4選出馬を表明─日医代議員会

 日医の第141回臨時代議員会が25日、日医会館で開かれた。横倉義武会長はあいさつで、「医療の力で日本、世界を支えたい気持ちをいっそう強め、4期目も会務を担い継続していきたい」と述べ、6月の会長選に出馬する意向を表明した。

 医師の働き方改革に向けては地域医療の継続との両立を重点に、日医検討委員会で意見をまとめ、4月中にも厚生労働省に提示する意向だ。

 


オンライン診療指針案、急変時も原則対面

 厚生労働省は、情報通信機器を用いた診療に関するガイドライン作成検討会に、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」案を提示した。原則として直接対面による初診、同一の医師による対面診療と組み合わせ、急病急変時、新たな薬を処方する際も原則対面で、十分な情報セキュリティ対策を講じなければならないとし、項目ごとに「望ましい例」「不適切な例」なども示した。

 


北大病院経営人材育成拠点、シンポで3人講演

 北大病院経営アドミニストレーター育成拠点(事業責任者・小笠原克彦北大保健科学研究院教授)は、2018年度からの教育プログラム開始に先立ち、同大学術交流会館でシンポジウム「変革期の病院経営を考える」を開いた。プログラム講師も務める3人が、それぞれ医療政策・管理会計・経営戦略の視点から講演を行い、今後の経営人材育成の必要性を訴えた。

 


道内市立病院18年度整備、岩見沢 新病院構想策定へ

 道内市立病院の2018年度整備状況がまとまった。岩見沢は新病院建設に向けた調査・基本構想策定費(900万円)を計上、釧路は新棟の建設に6月から着手、旭川は市夜間急病センター(無床)の運営を4月から受託する。地域包括ケアについて、あかびらが4月から12床運用、留萌が10月から病棟開設(44床)を計画している。

 


本道のDPC対象病院、5増の94施設に

 厚生労働省は、DPC対象病院に4月1日から適用する基礎係数、機能評価係数1・2、激変緩和係数を告示した。暫定調整係数が廃止され、調整係数がこれまで担っていた激変緩和機能は「激変緩和係数」として改定年度の1年間のみ設定される。

 



●本道専攻医296人に 道内採用が93%─日本専門医機構
●医師会共同利用施設 地域包括ケア改革を
●臨床研究法施行規則Q&A、用語定義など明確化
●旭医大合格率が全国23番目、札医大27番、北大72番に─医師国試大学別
●医療費の影響項目分析、本道の入院寄与度高く─日医総研


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