本紙は道内市立病院の2019年度整備状況をまとめた。苫小牧は3月に着工した増築棟の建設費として、18年度との2カ年で6億8,300万円を計上し、12月にも完成予定。千歳は災害対策の強化を図り、美唄は新病院建設に向けた動きが本格化する。 苫小牧は、現在地に移転新築した06年10月に50人だった医師数が、現在は80人まで増加。さらに出張医の増員もあって、医局の狭あい化が長年の課題となっている。 増築棟は、3階建て延べ約1,500平方メートル、病院西側の医師駐車場に建設する。医局の狭あい化解消が主な目的で、現医局を移転した後の空きスペースには、入退院支援センターの開設を予定している。 |