道は、一般会計補正2,513億円と、骨格の当初予算を合わせ2兆8,609億円に上る2019年度の補正予算案を発表した。保健福祉費は4,131億円で、前年度より4.1%増加した。大規模災害時や停電時に対応するため、非常用自家発電設備を道立保健所に整備し、訪問診療が必要な在宅人工呼吸器使用患者に貸し出せる簡易自家発電装置等を医療機関に配置。避難中の生活機能低下等防止へ災害派遣福祉チームによる支援や官民協働による「災害福祉支援ネットワーク」の構築、災害拠金病院整備やDMAT隊員の養成充実を図る研修等の拡充なども盛り込んだ。
医療・福祉の充実に向けた新規事業をみると、医療機関を受診する外国人の円滑な意思疎通支援や従事者の負担軽減など外国人医療環境の整備、ギャンブル等依存症の相談支援や治療体制の充実を図る依存症対策推進計画の策定、受動喫煙対策の取り組み推進。
|