道薬(竹内伸仁会長)は、2018年9月に発生した胆振東部地震における、道内薬局の対応状況を調査し、結果をまとめた。7割近い薬局が地震によるブラックアウト時にも開局し、約8割は近隣の医療機関と連絡を取り合っていたことが分かった。 地震・停電対策を進めるための基礎資料を得ることを目的に、道内2,180薬局に調査票を送付。1,620薬局から回答を得た。 地震で分包機などの機器が破損したり、冷蔵庫に保管していた医薬品が使えなくなるといった被害が出た中、停電時に約66%の薬局が開局していた。 一方、開局できなかった薬局は、ビルや店舗のシャッターが動かないなど、「停電のため機器が使えなかった」「近隣の医療機関が閉じていたから」を主な理由に挙げている。 |