道医療審議会(会長・長瀬清道医会長)は、本道の医師確保計画素案、外来医療計画素案を了承した。医師確保計画では医師偏在指標に基づき、医師少数区域で必要とされる目標数を新たに設定したほか、「道全体の医師数の維持・確保」「2次医療圏の医師偏在是正」を柱に、達成に必要な施策を盛り込んだ。両計画は12月中旬にもパブリックコメントを行い、1?2月の道医対協、道総医協の議論を経て、3月に諮問・答申が予定されている。
各都道府県で医師確保計画の策定(2020?23年度)が、初めて義務付けられた。
本道の医療施設従事医師数は、全国平均に近い水準で増加しているものの都市部に医師が集中、医療需要との間に不均衡が生じているため、広域分散型の実情を踏まえ、全道域における医師の確保と、2次医療圏間の偏在是正に取り組む。
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