道厚生連は、事業収益前年度予算比0.2%減の869億4,600万円、医業収益2.0%増の841億9,000万円となる2020年度事業計画案を決定した。道医療計画、地域医療構想、公的医療機関等2025プランを踏まえて、5疾病・5事業と在宅医療に積極的に取り組み、地域・利用者の実態に応じた医療提供体制構築を進めていく。また倶知安病院の基本設計の実施、特養ところの移転新築整備の着工なども盛り込んでいる。
人口減少や高齢社会の進展をはじめ、医師や薬剤師を中心とした都市部への偏在による医療従事者不足、医療・介護の一体的な改革、消費税増に伴う損税や負担増、社会保障費の削減圧力による診療報酬改定など、地域医療を担う環境は厳しさを増しており、診療体制や病床機能の見直しは最重要課題にあると強調。
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